アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 04号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 03号) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02)
みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02) みどりのThat’s録・(馬旅2019年 No. 02)
みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat’s録・馬に魅せられて (馬旅2019年 創刊号01) みどりのThat's 録 (ウィリー)
みどりのThat's 録 (ウィリー) みどりのThat's 録 (ウィリー) みどりのThat's 録 (ウィリー)
ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター) ジョイのつらつら日記(ビフォーアフターのアフター)

Jun

11

2017

みどりのThat's 録 (テキサスの同胞牧場経営者)

私はB型のせいもあるのか、自他ともに認めるマイペース。
「皆で一緒に行動」 という日本の社会では嫌われる典型だ。

周囲で何が起こっていてもわりと淡々と自分のペースを保つことが得意?だけど、
決して頑なな気持ちでいるのではない・・・ただ情けないことに場が読めない。
だから、世間の流行りというのについていくのも苦手で後手に回ってしまう。

そんなこんなで、携帯電話やスマホが社会にはびこってきたときも、
自分に必要だと思わなかった。
グリーンウェイランチのホームページやフェイスブックでさえ、仕事の為に作るべきという
友人や研修生の勧めがなかったらサイトを持つことはなかっただろう。

ところがやり始めてここ数年、インターネットがもたらす効果の凄さを知ることになった。
物理的に移動でもしなければ繋がることのない人たちと知り合いになれるし、
何十年と会ってない旧友からある日、突然連絡が来たりして再会を果たすことができる。

今年初春に日本へ一時帰国するめどがついた時に、
また、また不思議なタイミングで私は多くの馬仲間と繋がるチャンスが与えられた。

そのきっかけを作ってくださったのが、
テキサスで大きな牧場 「MJM Ranch」 を経営していらっしゃる 
Mike Otani さんという方である。
www.mjmranchusa.com

マイクさんは、
私がグリーンウェイランチを立ち上げたのと同時期にテキサスで牧場を始められ
お互いにアメリカ在住の牧場経営者、そして同胞という境遇を知り連絡を頂いた。
彼は、テキサスに引っ越す前はニューヨークで会社経営をされてたビジネスマン!

それ以来この大先輩と、ネット上でお話をすることもあるが、
普通、同業者となると競争心が起こっても不思議ではないのに、
マイクさんは大きな気持ちで私の細腕繁盛記すったもんだ?を応援すべく
日本にある異色な団体に私を登録申請してくださった。

「プロ、アマチュアを含め馬関係者のメンバー制グループに登録申請しました。
非公開のサイトで会員数も多く色々な情報交換ができるはずです。 
これを機会にこのサイトの創始者に連絡をしてみては・・・。 
日本帰国する際、その方に直接会うのも良いと思いますよ。
きっと何か広がりが出てくるはずです。」
という、まことにありがたく暖かいメッセージを頂いた。 

私は以前、日本で会社勤めの経験をしたことはあるが、
配属されたのは総務部で営業部門ではなかったためビジネスの感覚を養うことはなかった。

事業主初心者の私にはビジネスで成功してきた人たちが
どのように行動するのかマイクさんや後にお会いする人たちを通して知ることになる。


mike.jpg


テキサスの日本人カウボーイ、マイクさんです。

 











2017/06/11 21:32:18 | リンク用URL

May

20

2017

みどりのThat's 録 (騙されないように!)

日本帰国の思い出をグリーンウェイランチのHPに公開して、
皆様に楽しんで頂こうと思ってた矢先のことです。

先日投稿した続きを考えていたら、思わぬ事件が起こりました。
その事件は、楽しい内容とはかけ離れていますが、
同じような事が他の方にも起こり得るので書かせていただきます。

日本に帰って久しぶりに見たニュースでは、
「オレオレ詐欺」の事を取り上げていました。

「オレオレ詐欺」のような事件がアメリカにもあるのかは知りませんが、
私は別の形でここ1年くらいの間に3回騙されそうになりました。

その詐欺行為とは・・・
1回目は去年のことです。

突然、マイクロソフト から
かなりアクセントの強い英語で電話がかかってきました。

「マイクロソフトですが、
あなたのコンピューターがウィルス感染をしている可能性があるため、
こちらでその処理をします。 今、コンピューターを開くことはできますか。」

という内容でした。

私は 「マイクロソフト」、それに「ウィルス感染」という言葉にビックリしてしまい、
コンピューターを開け相手の指示にそって操作を始めました。

その詳細は省きますが、(この時点でチャットで会話をしていた)
「マイクロソフト」 担当者は、
「今使用しているソフトでは十分なウィルス対策はできません。」 
もっとセキュリティーのしっかりしているソフトを使ってください。」
と書き込んできました。

もう、ここまで読めばほとんどの人は何をバカやってるんだ!
と笑うかもしれませんが、テクノロジーがまったく苦手な私は、
「マイクロソフト」が勧めるソフトを買う為に
クレジットカードの情報をPCに打ち込んでしまいました。

その時、カード会社のセキュリティーの良さに感謝したのですが、
カード会社はその申し込みを拒絶してくれたのです。

「マイクロソフト」の担当者にその旨を伝えたら、
別のカードを使用するように、と言われましたが
私はそこで初めて (なんか変・・・怪しい!!)と思いました。

そして、画面をそのままに、PC関係に詳しい友人に電話をしたら、
「それ詐欺よ! すぐにPCをシャットダウンしなさい!!」
ということで難を逃れることができました。

2回目も似たような手口だったため取り合わなかったのですが、
今日はまったく別のやり方でアプローチしてきました。

デスクトップで家電が安く買えるサイトを探していた時のことです。
品物を見るのにログインしなくてはダメかな・・・、
と思い Google が表示するログイン用の所をクリックしたら突如、
「あなたのコンピューターはウイルスに侵されています。 
マイクロソフトが問題を解決するので、XXX(何だったか覚えていません) 
をクリックして次の画面に進んでください。」

最近、公の機関でもウィルスの被害を受けている、というニュースを思い出し、
まさか・・・と思わずクリックすると下に添付した画面が出てきました。
そして、それを消そうとしたらいきなりフルスクリーンになったまま、
画面がフリーズしたのです。

私にとってフリーズが意味するものはウィルス感染の事しか頭に浮かばず、
パニックです!!

でも、よく考えてみればまたもや「マイクロソフト」からの連絡なので不審に思い、
私はまたお友達に電話で聞いてみました。
そうしたら、
「その電話番号をスマホで調べてみて!」
と言われ、やってみたら Spam と書いてありました。

さて、そのフリーズ状態をどうしたか・・・という事ですが、
しばらく何もできずに待ってたら
PCの画面がいつものように消えて最初のログインのページになったので、
そこでシャットダウンしたら正常に操作が出来るようになりました。

英語圏にお住まいの方は同じようなことがあるかもしれないので気を付けてくださいね。

0519171017.jpg














2017/05/20 0:22:44 | リンク用URL

May

18

2017

みどりのThat's 録 (7年ぶりの祖国)

2017年2月

自分でブログのタイトルを付けながら
「7年ぶりの(祖国)」 はニュアンスが重くて(ないだろう)、と可笑しかった。
だけど、今の私にとって日本へ帰ることは一大事・・・とにかく大変なのだ。

昔、アメリカと日本の行き来が船だった時代に、
移民で渡米した日本人はこんな気持ちになったのではないか、
と想像できるほど日本は遥か遠くにある。
帰りたくても帰れないわが祖国。
今のスピード時代に似つかわしくないノスタルジックな感情を日本には抱いてしまう。

ただ今回は、ホームシックで帰国したいだけではなく、
日本での公的手続きなど差し迫った理由もあった。

けれど、15頭の馬たちを置いていくことや、
様々な牧場のメンテナンス作業などを考えると
そう簡単に旅立つ勇気もなければ状況も揃わない。

去年12月にそんな苛立ちをブログにしたが、
その時はまさかその2か月後に帰国のチャンスが訪れるとは思っていなかったので、
人生とは本当に不思議だ。

私には、ギリギリのところで必要な物や状況がもたらされる、
どうも自分の軌跡を振り返るとそんな感じがする。
(天が)頑張っているようだからそろそろこれを与えよう、
と決めてそれが降って?来る感じがする。

今回も、(牧場を空けられるのはいつかなぁ・・・)と半分諦めの気持ちでいたら
宇良さんが訪れ、今は馬達を任せられる頼もしいスタッフに成長してくれた。

そして、宇良さんとさほど変わらない時期にテリーが調教を手伝うことになり、
間もなく装蹄師のBJが愛馬を預託してきて、彼も頻繁に牧場へ訪れる。
留守中に宇良さんをサポートしてくれる、そんなプロの存在は心強い。

宇良さんが日本人一人で心細くなるといけないと思い、
去年、研修で訪れたアカネコさんに声をかけたら快い返事が返ってきた。

馬と牧場を任せられる人たちが4人揃い、
その顔ぶれはすごくバランスが取れた集まりで、安心して牧場を空けられる! 
・・・と思い自分にGo!サインを出すことに・・。

・・・そして、牧場に乾草を届けてくれるジミーおじさん・・。
トラクターがエンストしたり、水道管が漏れたり、その他牧場を機能させる上で
必要なものがトラブったときはいつでも助けてくれる、優しいご近所さん。

ジミーおじさんに、2週間里帰りをする事を伝えたら、
何かあったら 「Help!」 とだけ(電話で)言えばすぐに来るから、
宇良さんにそう伝えるように、と言ってくれた。
なんとありがたく、嬉しい言葉だろう。

そんな皆の存在にすっかり安心した私は、
せわしなく旅行の段取りを組むことにした。

イライラするほど何年も滞っていた状況が突然トントン拍子に流れ始め、
日本へ向かって幸先の良いスタートにワクワク心を弾ませることに・・・。

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(出発前に撮影。 日本帰国を実現させてくれたありがたい仲間たち。
左から宇良さん、アカネコさん、BJ,テリー)

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(そしてジミーおじさん。(研修生と一緒に2014年撮影)
いつも優しく牧場の事を見守ってくれる心暖かく頼もしい近所の農家さん。)










2017/05/18 3:56:45 | リンク用URL

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