アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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いっちゃんのブログ15 「それぞれのホースマンシップ」 いっちゃんのブログ15 「それぞれのホースマンシップ」 暑中お見舞い申し上げます。(馬編 2)
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Aug

15

2018

いっちゃんのブログ16 「トレーニングしているのは、実は・・・」

こんにちは、いっちゃんです。

最近、みどりさんちのシンクを付け替えしていたときのこと…

P_20180803_112118.jpg



なぜシンクに色を塗っているかは置いといて(笑)

その日、みどりさんのお友達がいらしてて、「なんで誰も怒らないの?」と何気なく聞かれました。

その時、みどりさんもJOE兄貴も私も、頭にハテナマークが浮かんだのですが
みどりさんのお友達は、「さっきから見ていたら、部品がないとか大きさが合わないとか…あんまり上手くいってないのに、なんか淡々と作業しているよね〜」と不思議そうでした。

何があったのかというと実は、古いシンクを取り外して新しいのを付けようとしたのですが
大きさが合わなかったり、部品が足りなかったりで作業が大幅に遅れていたのです。

それを知ったお友達が、「通常なら誰か、イライラして癇癪でも起こしそうなものを、普通に作業するもんだから不思議・・・」と言われました。

部品が無いなら、「何で、買っておかなかったんですか!」
大きさが合わないなら、「何で測っておかなかったんですか!」

まぁ、作業は結構体力もいるし、イライラするのも当然かもしれません。

しかし、私の意見としては(皆さんの意見を代表していうことは出来ないので私の意見です。)
「イライラしても結果が出ない」それだけです。

文句言ったって、体力は回復しないし、部品だって、天から舞い降りるわけじゃない。
それはそれとしてスルーして、「では、その場合どうしていこうか」とケースバイケースの考え方が効率的だと考えます。

もちろん、最初からその考え方だったわけではありません。

馬に接し始めてから、徐々に変わってきたなぁと感じています。

馬の調教には、とにかく根気が必要です。
馬のコンディションも日々違うから、今日上手くいっても、明日同じ結果かというとそうでもないことが多いです。

とにかく自分の思った通りにはいかないのです。
それは、新米トレーナーほど強く感じることだと思いますが、プロだって同じ事を言うし感じているはずです。

自分の組み立てていた、調教のメソッドが崩れると最初のうちは結構イライラします。

「何でうまくいかないんだ、この前は出来ていたじゃないか!」

こんな時は、たいてい馬に多くを望みすぎています。
馬が出来なかった事に対して焦点を絞って、ほめるより怒ることが多くなります。
そして、イライラは焦りに変わり、それが馬に伝わり、悪循環のはじまりです。

馬を扱っている人は、それぞれの経験で、このことを知っています。
トレーナーとしてレベルアップするためには、まず人間として自分の感情のコントロールをしなければならないのです。

自分のメンタルが、きちんとトレーニングされているか否かは、全て馬に出ます。

だから、結果を出さなければいけないプロは、ことさら落ち着いて、優しく淡々と馬に向き合っています。

馬と向き合うたび、カーっとなることはあります。
まだまだ未熟のため、上手くいかない方が多いからです。
しかし、カーっとなっては結果が悪くなるだけ。

それを頭に入れながら、馬と向き合い続けて数年
なんだか、私は短気だった元々の性格が、段々と気長になっている気がします(笑)

それはきっと、私の今までの相棒たちが私をトレーニングした結果なのです。

作業してても、対人関係でも、馬に接してても
良いことをピックアップして、物事を建設的に考える。

そう教えてくれたのは、まぎれもなく馬たちだなぁ…

みどりさんのお友達が言った一言に、色々と振り返った今日この頃でした。


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ちなみに最近は、たまにウィリー先生に4足歩行のやり方を教わっています(笑)









2018/08/15 20:10:24 | リンク用URL

Aug

02

2018

いっちゃんのブログ15 「それぞれのホースマンシップ」

こんにちは、いっちゃんです。

最近、Joe兄貴のカウボーイ度がどんどん増しています。
毎日のように馬にまたがり、馬と語らう姿に意思の強さを穏やかさを感じます。
馬たちも、頼りがいのあるリーダーが来た!と思っているんじゃないでしょうか。

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みどりさんは、馬たちの不動のお母さんポジション。
あたたかく、優しく見守りいつだって馬たちを信じています。
グランドワークでも、世話でも、騎乗していても馬たちのことをよ〜く見ていて

馬たちが、何か起こしそうなとき、それが悪いことでも良いことでも
すぐに感じ取り、悪いことならそれが起こる前に対処しているように感じます。
良いことなら、すぐに優しい声とタッチで褒めています。

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Joe兄貴は、馬にとっても人にとっても頼りがいのある兄貴です。
調教の様子を見ていても、馬たちが起こす行動を制限したりせず
悪いことであれば、「それは違うんだ。その先には大変な事が待っているよ。」

良いことをしたら、「悪いことをするより良いことが待ってるだろう?」と
GoodとBadを、すごく良いタイミングで馬たちに伝えているように感じます。
だから、馬たちにも分かりやすく、調教の結果が出るのが早いのだと私は思っています。



私はというと、まぁ、良くて馬たちのお友達ポジションですね(笑)
今はまだ、二人のカラーの違うホースマンシップを見て学び
自分なりのホースマンシップを作って行こう!と思っています。

お二人とも、聞いたらすぐに答えてくれる良い先生です。

目指す結果は同じだけど
みんなそれぞれ方法が違うところに、人間一人一人の、馬一頭一頭へのアプローチの多様性を感じました!

お二人の良いところを盗みつつ
自分なりに馬との付き合い方、伝え方を学んで成長するぞー!

ではまた次回!

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2018/08/02 5:11:26 | リンク用URL

Jul

25

2018

暑中お見舞い申し上げます。(馬編 2)

前回のブログに、
体調不良を生じている馬が本能ゆえに
痛みや辛さを表現しないという内容を書かせていただきました。

そのため馬の調子が悪そうだ・・・、と人が気が付いた時は
その症状はかなり進行している可能性があります。

以前日本に居た時、何頭かの馬を看取った経験がありました。
それは直視するには辛いことでしたが、
彼らは私に馬の持つ生と死の姿勢を見せてくれました。

骨折した馬は、横になることをぜず、
ひどい解放骨折においても同じでした。

腸捻転などの激しい痛みがある馬はゴロゴロと地面を転げまわり、
またすぐに立って歩き回ります。
その馬が横になった時は、体のほとんどの機能がシャットダウンし
死を待つばかりの手の打ちようがない状態で、間もなく亡くなりました。

長く患うようなガンに侵された馬は、
闘病中は馬房の中で横になることもありましたが、
死ぬ直前は立ち上がりました。

今回のブログは猛暑時の馬の健康管理について書いているので、
上記した内容は関係ありませんが、体調不良を見過ごしそれが長く続くと
さらに重篤な病や怪我といったものに結び付く可能性があります。

馬の管理者は、馬の体調が変化した時に生じるサインを見逃さず
獣医さんを呼ぶなど、早目の処置をすれば健康を取り戻させることができます。

そのサインに気が付くのは決して難しい事ではありません。
日頃、馬1頭1頭を観察するという意識があれば誰にでもできます。
それぞれの馬は、日常の行動パターン(癖)があり、
また性格も色々で、まずはそれらを知っておく必要があります。

健康な馬は、年齢に関係なく短い睡眠の合間に結構活発に「何か」しています。

放牧中の馬なら、草を食み仲間と戯れ周囲に注意を注ぎ、よく動いています。
馬房管理の馬では、旺盛な食欲を見せ水もよく飲み、
人や他の馬、また音などにもに関心を向け、顔の表情は豊かで目には輝きがあります。

眠る時は立ってたり、また周囲の環境に慣れ安心している馬なら横になることもあります。
放牧、馬房管理の馬両方に言えますが、
馬が立って寝ている時はだいたい頭を背の高さくらいに下げて
ボーっとしている感じですが、もしうなだれているような姿勢ならば要チェックです。

放牧地で横になって寝ている場合、
体調に異常がなければいつも場所はほぼ決まっています。

グリーンウェイランチでは、年間通して外で管理する馬の放牧地には
避難小屋を立ててありますが、その中で横になっていたり、
また外壁に身を寄せてじっとしている時は異変が起こった場合で、
この行動は普段しないので原因をさがします。

馬房管理の馬の場合、
人や馬の往来がある通路から離れ壁に身を寄せてじっとうなだれている時は、
要チェックです。
ネグレクトされたり、人間不信の馬もこのような行動をする時があるので、
普段の様子と比べる必要があります。

あと、暑さから体調不良の兆しがあるサインとしては、

・運動後の呼吸の戻りに時間がかかる。
・運動をしていないのに呼吸が速い。
 (鼻孔が開いたり閉じたりしているのが分かる)
・エサを残す。
・元気がなく横になっていることが多い。
・耳を動かしたりなどの顔の表情が乏しく、 目が虚ろで視線を下げたまま動かさない。
・周囲に興味を示さず、馬房の隅にじっとしている。
(上記は暑さからではなく、他の原因もあります)

このような様子に気がついたら、安静にして体を冷やしてあげることです。
扇風機の使用や、馬房のドアを全開にするなどして風通しを良くします。
体を水で濡らしてあげるのも良いでしょう。

いつも新鮮な水を与えるのも大事なことです。
バケツやウォーターカップから水を与える場合は、
夏の暑さに加え、馬が水を飲むときに飼料を落とすので水は腐りやすくなります。

馬それぞれの年齢や普段の健康状態で回復力は異なるので、
その辺は考慮しながら、馬が健康のサインを出すまでは騎乗は控え、
涼しい時間の放牧や引馬で体の循環をキープしながら様子を見る必要があります。

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2018/07/25 2:20:30 | リンク用URL

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