アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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Oct

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2016

みどりのThat's 録 (秋の会食、そしてハリケーン)

10月7日現在。
嵐の前の静けさなのだろうか・・・、
日中は時折風が強く吹いて雨が降ったり止んだりしたが、
今宵は無風で静かな秋の夜という感じがする。
でも虫の声は聞こえない・・・・

ハイチで800人を超す犠牲者を出した、
ハリケーンマシューの行き先が気になるところだが、
今の予報では、フロリダに上陸し大西洋岸を少し北上した後、
ぐるりと右へUターンして南下するような進路を取るらしい。

直撃する様子はないが、ノースカロライナのこの一帯は大雨洪水強風の注意報が出ている。
夕方の飼い付け時は、停電に備えて馬達の水の確保に気を配った。
(ポンプで地下水をくみ上げるので停電になると断水を招くため)

近くの牧場からは、空いている馬房に避難させてほしいと馬3頭が運ばれてきた。
普段は身内しか見慣れてない家の馬達のリアクションに笑えた。
研修生の言葉をかりると、外から来たよそ者に「ガン見」状態。

これから明け方に向かって暴風域に入り、明日は1日中大雨の予報。
無事に過ごせますように・・・。

ハリケーンの話題で騒がしい中、昨晩は友人を呼んで夕食をしながら大いに話が弾んだ。
いつものように食べ物は持ち寄り。 なにが登場するか分からないのが楽しい。
今年は隣の畑でスイートポテトが栽培されたので、
先日、収穫が終わった後に残ったものを拾わせてもらった。
訪れた友人にも持って帰ってもらう・・・秋の恵みに感謝。

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まだ広い畑には立派なスイートポテトがゴロゴロと無造作に転がっている。
このポテトは、サツマイモほどホクホクとはしないが、
身がオレンジ色で甘く、ちょっとしたデザート感覚で食べられる。
マッシュしてシナモンと砂糖、塩少々を加えメニューの一品として出した。

image1.JPG




洋風、中華風、和風と色々な味が並ぶ会食は贅沢だ。
「いただきまーす!」のかけ声を合図に皿にもられた料理について語り、
そのあと4人そろった中、私一人だけ蚊帳の外の話題になったがとても興味深かった。

メイントピックは沖縄。
今、研修で訪れている人は沖縄出身。
他の2人は沖縄に住んだ経験がある。

今まで沖縄とは無縁だった私の乏しい知識によると、
沖縄は第2次世界大戦の時に、日本で唯一地上戦が行われた場所で
猛烈な戦火に住民が巻き込まれ、大勢の人が自決を含む悲惨な死を遂げられた。
戦争が終結してからも、沖縄は長い間アメリカに占領され、
アメリカだけでなく、日本本土からも都合の良いように利用された島という印象がある。

私がティーンエージャーの時に見た
日本への沖縄返還のニュース画像はまだ脳裏に残っている。 
日本なのに日本のようでない場所として・・・。

沖縄がたどってきた歴史には、暗い触れてはいけないようなイメージが今まであった。
けれど皆の会話を聞いているうちにその印象がガラリと変わる。
そこは、日本本土とは違いかなり国際的でオープンな雰囲気なのだ。

話の内容から暗さや悲しさは伝わってこない。 
色々な外国の血が混ざりあい、それに対して偏見はなくみんな親切で平和な所だそうだ。
自然が豊かで美しく、環境は穏やかで人々はのんびりしているとのこと。

それでも、実際に戦争を経験された年代の人たちの
戦中やその後に受けた恐怖や無念の感情は計り知れない。
その頃、大人だった人たちは、想像を絶するその時の苦難など多くを語らなかったそうだ。
戦争を直接経験していない次世代の考え方とは差があるのだろうと思った。



・・・・・・・とここまで、ハリケーンの影響を受け始めた8日の朝、
馬達の世話をやり終えたあとに続きを書きだしましたが、
頻繁に起こる短い停電で公開するのは諦めました。
その2として次のブログで終わらせます・・・・・・・






2016/10/16 11:04:51 | リンク用URL

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