アメリカ・ノースカロライナ州にある日本人向けの牧場「グリーンウェイランチ[GREENWAY RANCH]」ブログ

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Oct

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2016

みどりのThat's 録 (沖縄とハリケーン一過)

ハリケーン一過からあっという間に2週間が経過してしまった。
いつも、いつも思う・・・、光陰矢のごとし!

昨日は、研修生とハリケーンのあとに初めて外出をして
その爪痕の数に驚かされた。

牧場でも短い停電と断水、数日間はWifiの使用ができなかったが、
別段困りはしなかった。
ここに住む馬と人と犬はみんな無事で、建物にもダメージはない。
倒れた木もなく、水はけのよい馬場は2日後にはいつも通り騎乗ができた。

そんな幸いな状況の中でハリケーンの事はすでに心から消え、イザ買い物!
・・・と車を走らせると、あちらこちらにまだ治っていない傷跡が沢山あるではないか。

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道路の決壊

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大きな倒木

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ノースカロライナだけでも20人近くの死者を出したハリケーンマシューは、
報道されていたように、やはりとても大きなものだったのだ。
確かに、明け方から夜までずっと降り続けた大量の雨は、
ここに引っ越してきて以来、初めて経験したものだ。

I−95という主要高速道路が40キロに渡り長期通行止めになり、
牧場から30分ほどの街では沢山の家が水に浸かってしまった。

運転する私も、助手席の研修生も方々に見るハリケーン一過の光景に
思わず声が出てしまう。
そんな研修生は、沖縄の人で台風には慣れているはずなのだけど・・・。


さて、話題は変わり・・・
買い物するのに4カ所回るあいだ、また沖縄の話になった。
興味があって私が色々と聞いてしまうからだ。

沖縄は、聞けば聞くほど不思議な日本だ。
話によると沖縄の人は、
日本本土のことを 「ないち」、そして本土に住む人を 「ないちゃー」と呼ぶ。

多くのお店では、アメリカ軍関係の人も買い物をするため店員は英語の対応ができるし、
支払いはドルでも円でも可能だという。
アメリカで販売されている商品が普通にあって、それも安いとのこと。
・・・かといえば、スーパーで迷彩色の服を着た軍人が日本食を買っている。

沖縄に30年も住んでいるアメリカ人で、日本語を一切覚えない人がいるという。
英語だけで十分困ることなく生活ができるからだ。
軍を退役して居心地の良い沖縄に住み着くアメリカ人も少なくないとか、
「ないち」に憧れて引っ越ししても、また沖縄に戻る沖縄県民も多いそうだ。

沖縄というと、どうしてもアメリカの基地を連想してしまうが、
色々聞くとどうも 「ないちゃー」が思うほどに県民はネガティブにとらえてないようだ。
基地があるからこそ、働き口があり軍人が落としてくれる収益は大きなプラス面だという。

沖縄では、一世帯の子供の数が多くて3人はあたりまえ。 
女性が強く、特におばあさんは一家において権力があるらしい。
子供たちはおばあさんの話をよく聞かされる機会があるが、
話す言葉はほとんど理解できないそうだ。
また驚くことに小学校でディベートの授業があるという。

日本人がもっとも苦手とする自分の考えを述べるという精神。
これは身につけて決して損にはならないと思う。
なぜなら、日本人が自分の考えを発言する時は、
感情にかられた場合が多く、やむにやまれぬ状態で行われる。
それでは相手を説得する上ではマイナスになりやすいだろう。

国際社会化が加速して進む今。 
そして4年後には、
日本が舞台となるワールドイベントのオリンピックが控えている現状で、
冷静に理論を展開できる能力は必要不可欠なのではないだろうか。








2016/10/22 2:12:10 | リンク用URL

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